熱唱する南こうせつ(右)とイルカ(撮影・河田真司)
<第75回NHK紅白歌合戦>◇31日◇NHKホール
南こうせつ(75)とイルカ(74)はそれぞれ往年の名曲「神田川」「なごり雪」を披露した。
2人はともに登場し、並んで歌唱した。イルカは「特別セッションです」とにっこり。内村光良(60)から「2人での大みそかは久しぶりですね」と聞かれた南は「2人では久しぶりですかね。本当に楽しみにしていました」と笑顔を見せた。
歌唱後、取材に応じた南は「(イルカとは)同級生ですからね、70年代と時からフォークのコンサートをやり続けて、お互い向かい合って、ずっと歌えててよかったよね! とか、今日風邪ひかなくて良かったね! とか。向かい合って、生放送でしかも紅白って、すごく感謝しています」と話した。
ステージの感想については「一番年長だったんですけど、なんだかね、ラッキーだった。選ばれたことに。すごくそう思ってますね。こうやって選んでくれて、それに対してなんかすごいラッキーだった」と振り返った。
また、ともに出場したGLAYとの裏話も披露した。「TAKUROと久しぶりに会って、2人で「久しぶりだね!」って。昔TAKUROと吉田拓郎とご飯食べてたんですよ。「飲んだよね!」って。で、TAKUROが『拓郎さんがチクチク言ってきたところ、こうせつさん間に入ってくれましたよね!』って懐かしい話をしましたね。紅白ならではですよ。うれしかったです」と笑顔で話した。
最後に、25年の出場については「無理、無理。もう次の人に渡さないと。我々ベテランは若い人の邪魔をしちゃいけない。若い人が輝けるようにベテランはそっと引きます」と語った。
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