ルール
RIZINスタンディングバウト特別ルール:2分 6R(100.0kg)
試合結果
6R 2分00秒 判定(3-0)
入場
ROUND 1
1R、オーソドックスで向き合う両者。やはり身長差のあるカリミアンに安保は距離をあけて立ち、ボディジャブ、オーバーハンドの右フックと当てるがカリミアンはダメージを見せない。安保はさらにボディストレートを当て、カリミアンがジャブから右フックで出てくると横へのサークリングで逃れる。
ROUND 2
2R、安保が右フックでとらえるが、カリミアンは直後に打ち返し、安保はこれを直撃こそさせないがヨロめく。安保はフットワークを止めず、連打からの左フックで再びとらえるが、カリミアンははやりダメージを見せない。
ROUND 3
3R、安保はサウスポーにもかわって連打を繰り出すが、カリミアンは体圧を発してくる。安保の右が当たりやや足がヨロめいたかに見えたカリミアンだが、すぐ前に来る。後半は安保が右ボディストレート、左ボディフックと軽み案を攻める。
ROUND 4
4R、カリミアンは体を浴びせて安保のパンチを封じる。そしてガードを下げて向かい安保を挑発して誘う。安保は安易にこれに乗らず、フットワークから慎重に攻める。
ROUND 5
5R、前に出たカリミアンはガードを下げ、何事か叫びながら向かっていく。安保は警戒を解かずに対峙し、右ストレートと左フックを強振してカリミアンを後退させる。しかし、なおカリミアンは安保を呼び込み挑発する。
ROUND 6
6R、カリミアンはバックブローを放つがこれは反則行為で注意が出される。再開するもカリミアンは打ち合いの中で再度バックブローを放ち、レフェリーが割って入っても両者は攻防を止めず、さらにリング下からもスタッフが入って止め、カリミアンに再度の注意、安保にも注意が出される。再開すると安保は左フックをクリーンヒットもカリミアンは右ストレートを当て返す。「ヨワイ」と安保に発するカリミアンはさらに3度目のバックブローを放ち、警告となる。首を振り挑発するカリミアンに安保も左右のフック、ボディフックと強打するが、カリミアンは倒れない。
判定は60-54、60-54、60-54の3-0で安保。荒れた試合となったが安保が勝利した。
勝利者コメント
「すみません、しょっぱい試合をしてしまい申し訳ないです。ぶっ倒すつもりだったんですけど、ヨワイとか言ってましたが、攻められなかったのでカリミアンの負けです。5月に朝倉未来さんが平本と再戦が決まって日本の格闘技界のために絶対勝ってください。俺にできることがあったら何でもサポートします。4月か5月か分かりませんが、ライアン・ガルシアと戦いにアメリカまで行くので、応援よろしくお願いします」
RIZIN DECADE 大会情報/チケット
12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!
Page 2
ルール
フェザー級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
試合結果
3R 判定(3-0)
入場
ROUND 1
1R、鈴木はローを蹴っていく。クレベルは左ハイキックを返すが鈴木はかわし、さらにカーフキックを打ち込む。クレベルのタックルも鈴木は切って戻す。クレベルは再度タックルもやはり鈴木は押し戻す。クレベルの伸ばした手がアイポークとなり一時中断。再開し、鈴木はさらにカーフキック。クレベルが組みに来ても前腕で押し戻す。クレベルはタックルから引き込みに変化し、そこから鈴木の両足を足で束ねて回転スイープ。マウントポジションも鈴木は押してハーフに戻す。パスの圧力を掛けるクレベルだが、鈴木はガードに戻し、クレベルが足関節に来ても足を引き抜き、カカト落としを連打で落とす。
ROUND 2
2R、クレベルは走るように向かって組みつき、そこからグラウンドに引き込むが、鈴木は立ち上がる。鈴木はコーナーを背にこらえるが、クレベルがついてきて鈴木の足を束ねて寝かせてくる。そしてマウントポジションから三角を狙い、鈴木がポジションを戻してもクレベルは再びポジションを進めてマウントに戻ってくる。マウントからは脱してもクレベルは鈴木をコントロールして立たせない。鈴木はガードに戻し下からヒジを振るい、ラウンド終了となる。
ROUND 3
3R、鈴木は前に出てクレベルにコーナーを背負わせる。そして右ストレート、左フックを強振し左ミドルを当てるが、クレベルは効いてないぞとアピールする。クレベルは前蹴りから前進し、タックルから引き込んでいく。しかし鈴木はグラウンドでヒジを振るい、クレベルの額をカットする。さらにヒジを振るってくる鈴木をとらえ、クレベルは三角絞め。鈴木は足を前方に送って妨害し三角絞めを崩すが、クレベルはすぐマウントに変わってパンチを連打する。逃れんとする鈴木だが、クレベルは逃がさずマウントをキープ。鈴木もしかし下から鉄槌を返す。
判定は3-0でクレベル。フェザー級王座を奪還した。
勝利者コメント
「ミナサン、コンバンハ! ハッピー・ニュー・イヤー! ありがとう神様。みんな、全員、ボンサイ生徒たち、ありがとうございました。家族、神様ありがとうございました。チヒロ、あなた強いな。今日の試合ありがとうございました。1、2、3、ポペガー!」
RIZIN DECADE 大会情報/チケット
12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!
Page 3
ルール
フライ級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
試合結果
(WIN)堀口恭司 vs. エンカジムーロ・ズールー(LOSE)
3R 判定(3-0)
入場
ROUND 1
1R、ズールーはサウスポーで入り、左の蹴りを飛ばしていく。堀口はこれを見切ってかわし、タックルで飛び込むとリング中央にリフトして運びテイクダウン。堀口はボディにヒザを送って削るが、しかしズールーは堀口を跳ねのけ立ち上がる。堀口のステップに合わせズールーはタックルでテイクダウンするが、堀口は素早く起き上がり前方からフロントチョーク。だが、ここはズールーが頭を抜き立ち上がる。コーナーに追い込み堀口はズールーの顔にヒザを当てるが、ズールーが左フックをカウンター。これに堀口は腰が落ちるが右フックを当て返す。ズールーにタックルで倒される堀口だが、三角絞めでとらえて終える。
ROUND 2
2R、堀口は打ち合いと見せかけタックルに出てテイクダウン。堀口はそこから肩固めを狙いながらパンチを打ち込み、抑え込みを崩させない。堀口に攻めを進めさせないズールーだが、抑え込みから逃れられない。残り1分でレフェリーがブレイクして両者をスタンドに戻す。ズールーはタックルで飛び込むも、堀口はこれを切る。しかし直後にズールーが放った左アッパーにヨロめく。堀口は組みつきズールーに投げられるも勢いを利して上になり、ここもハーフで抑えてパンチを送って終える。
ROUND 3
3R、堀口はタックルから腰に上がって投げにいくが、ズールーはバランスを保って立ち続ける。そこからフロントチョークの形を取りズールーが倒れるが、堀口は頭を引き抜く。抑え込む堀口だがズールーが立ち上がる。左フックを振り、堀口はそこからタックルに出てテイクダウン。ズールーの右腕を足で潰してパウンドを振るっていく。ハーフでズールーを抑えつけて殴り続け、試合終了となる。
判定は3-0で堀口。王座防衛を果たした。
勝利者コメント
「大晦日にしょっぱい試合をしてすみません。でも集まってもらってありがとうございます。KOとか一本で勝って上を目指して生きたかったんですけど、しょっぱかったのでもっと精進していきます。今日はありがとうございました」
RIZIN DECADE 大会情報/チケット
12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!
Page 4
ルール
ライト級タイトルマッチ
RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
試合結果
(WIN)ホベルト・サトシ・ソウザ vs. ヴガール・ケラモフ(LOSE)
1R 4分45秒 SUB(タップアウト:三角絞め)
入場
ROUND 1
1R、両者オーソドックスで向き合い、サトシは前蹴り、ローと放つ。サトシの右ローにケラモフは右フックを狙う。ケラモフはローを放つも空振りして1回転。背を見せたところでサトシは走って背後につきグラウンドに持ち込むが、ケラモフはサイドポジションで抑え込まれたところから立ち上がる。サトシは左右フックで打ち合うが、その後タックルに出てテイクダウン。マウントを取るサトシだがケラモフは押し戻し、草刈りでバランスを崩して起き上がり、タックルで組みつきサトシをテイクダウンする。下になったサトシは三角のロックでとらえ、一度は足のロックを崩して逃れたケラモフだが、サトシは組み直して極めタップを奪って勝利した。
勝利者コメント
「ミナサン、コンニチハ。RIZIN王者ホベルト・サトシ・ソウザです。イエス様、本当にありがとう。今年は本当に素晴らしい年で本当にありがとう。ヴガール、アゼルバイジャンのチームも本当にリスペクトがあるから、来年よろしくお願いします。このベルト日本にずっとで頑張ります。来年、またみんなよろしくお願いします」
RIZIN DECADE 大会情報/チケット
12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!
Page 5
RIZIN @ RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン オフィシャルサイト)
RIZINニュース試合レポートRIZIN DECADERIZIN49伊澤星花ルシア・アプデルガリム
Page 6
ルール
バンタム級王座次期挑戦者決定戦
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
試合結果
3R 判定(3-0)
入場
ROUND 1
1R、身長差を感じさせる秋元はサウスポーで元谷にプレッシャーを掛け、左ストレート、左ボディアッパーと当てる。元谷はフックを振りながら組みつき、そこから横に投げグラウンドでバックに回るが、秋元は立ち上がってスタンドに戻る。しかし元谷は逃がさず再び秋元をグラウンドに戻す。ハーフの状態でこらえた秋元は、そこからガードに戻す。元谷は細かなパンチを送っていく。秋元が反転して逃れんとするが、ここで元谷はフロントチョーク。秋元は仰向けになって逃れ、何とか頭を抜く。
ROUND 2
2R、元谷は再びフックから組みつくと横に秋元を振ってバックに回る。グラウンドに持ち込まれるも立ち上がる秋元だが、元谷はついていき背後から逃がさない。4の字ロックで固定しパンチを送りながら元谷はチョークのチャンスをうかがう。残り時間が少なくなると、元谷は鉄槌に切り替え秋元に打ち込んで終える。
ROUND 3
3R、秋元は前に出て、元谷の組みつきに左ヒザ蹴りのモーションを見せ警戒させる。しかし逆に元谷がロープ際まで追い詰め、秋元の腰に組みついてコーナーに押し込み、そこから横に振る、これまでと同じパターンでグラウンドに持ち込む。そしてこれも2Rと同じく4の字ロックからチョークを狙う。首を守り極めさせない秋元だが、元谷のバックから逃れることができない。そしてラウンド最後はやはり鉄槌を見舞い、ツイスターも仕掛けて終了する。
勝利者コメント
「秋元選手がほんと強くて、18歳で大きなもの背負ってここに上がってああいう試合をして、本当に凄いと思ってます。成長するきっかけになってくれればいいなと思ってます。次タイトルマッチですが、ちょっとこんな試合で、元谷じゃ物足りないと思われるかもしれないですけど、井上選手お願いします。やりましょう」
榊原CEO
「3月30日、香川大会で直樹、行けますか?」
(リングに上がり)井上「もちろん、やりましょう」
RIZIN DECADE 大会情報/チケット
12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!
Page 7
ルール
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
試合結果
(LOSE)久保優太 vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(WIN)
2R 2分30秒 TKO(レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
入場
ROUND 1
1R、久保はサウスポーから左ハイ、左ミドル。シェイドゥラエフはバックブローに右フックと応戦する。右カーフキック、右フックと打撃を散らしたシェイドゥラエフは、前に出て久保に胸を着けて組みつき、マットに叩きつけテイクダウン。久保はガードに戻すが、シェイドゥラエフはパスして腕十字。久保がこれを逃れるとシェイドゥラエフはマウントポジションに。久保はマウントを崩し、足で蹴り離して立ち上がろうとするが、シェイドゥラエフはそれを許さずに捕まえてグラウンドに戻し、バックに回って久保に強打を浴びせる。
ROUND 2
2R、久保は左ミドルを放っていくが、ダメージがあり体がフラつく。シェイドゥラエフは前蹴り、右フック、ワンツー、首相撲からのヒザと打撃でも攻め、低空タックルからバックに回る。フェースロック気味に絞め上げ、これは逃れた久保だが最後はシェイドゥラエフがパウンド強打を打ち込んだところでレフェリーが試合を止めた。
勝利者コメント
「コンニチハ、トウキョウ。格闘家として自分のスキルをアピールする機会を頂けてRIZINに感謝します。私のチーム、家族にも感謝します。いつも応援して頂いてありがとうございます。キルギスタン万歳!」
RIZIN DECADE 大会情報/チケット
12/30(月)までお得なPPV前売りチケット販売中!
Page 8
ルール
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
試合結果
(LOSE)YA-MAN vs. カルシャガ・ダウトベック(WIN)
3R 判定(0-3)
入場
ROUND 1
1R、サウスポーのダウトベックにYA-MANは右ストレートを振るっていく。ダウトベックは左フックを強振して当てるが、YA-MANはこれに止まらず前に出て左右フックを当て返す。ダウトベックに臆さず向かうYA-MANはインローからワンツーを放つが、ダウトベックはタックルで組みつきテイクダウン。しかしここはYA-MANがガードを組んで封じブレイクを呼び込む。前に出て詰めるYA-MANにダウトベックは左フックをヒット。そこからダウトベックは再度タックルしてここもテイクダウンを奪う。サイドへ回ったところでゴング。
ROUND 2
2RもYA-MANは前に出て圧力を掛ける。左フックを振るうが、ダウトベックはタックルで入りテイクダウン。しかしここはYA-MANが立ち上がって逃れる。YA-MANは前進を変えないが、ダウトベックは再び片足タックルから上体に上がってテイクダウンを迫る。しかしYA-MANはこらえて体を離す。再び圧力を掛けるYA-MANだが、ダウトベックが右フックを当てる。ダウトベックは目尻から出血がありドクターチェックが行われる。
ROUND 3
3R、YA-MANは右ローを放ち、距離を詰め左右のフック。ダウトベックは打ち合いを避けタックルで組みつきテイクダウン。サッカーボールキックを狙うダウトベックだが、YA-MANが立ち上がる。やはり打ち気で向かうYA-MANだが、ここもダウトベックがタックルで入り、コーナーまで運んでテイクダウン。立とうとするYA-MANをダウトベックは上から押さえてコントロールする。残り時間が少ない中でブレイクとなるが、ダウトベックは組んできてYA-MANに打撃を振るわせずに終える。
判定は3-0でダウトベック。テイクダウンの引き出しも見せ勝利した。