事故のチェジュ航空 拡大路線で日韓路線のシェア1位、日本発着便に大きな影響なし

日本からの発着を拡大させているチェジュ航空の旅客機=松山市

29日に韓国の務安(ムアン)国際空港で発生した航空事故で、事故機を運航していた韓国格安航空会社(LCC)のチェジュ航空は、日韓路線を運航する航空会社の中で利用客数が最も高い約20%のシェアを占めている。近年の多角化戦略で日本の地方空港にも就航便数を増やしており、2023年は日韓路線で約357万人が利用した。同社によると、29日正午現在、静岡や福岡からソウルに向かう便で若干の遅延はあったが、欠航はないという。

チェジュ航空は2005年に設立。日本と韓国を結ぶ路線は17路線を運航している(11月現在)。今月10日からは、務安国際空港と長崎空港を週3往復するチャーター便の運航を開始したばかり。また、今回事故を起こしたボーイング737ー800型機は、成田空港や関西空港、新千歳空港や福岡空港など複数の国内空港で離着陸している。

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