山陽新幹線は、28日朝、岡山県で起きた沿線の火災の影響で新大阪駅と広島駅の間の上下線で一時運転を見合わせました。 運転は再開したもののダイヤが乱れ、帰省客にも影響が出ました。 年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まり、JR西日本によりますと山陽新幹線の下りの混雑は28日がピークとなっています。 こうした中、28日朝、岡山県内で起きた沿線の火災の影響で、山陽新幹線は新大阪駅と広島駅の間の上下線で一時運転を見合わせました。 午前8時すぎに運転を再開しましたが、JR博多駅では新大阪方面から到着する列車に最大で1時間ほどの遅れが出ています。 福岡から静岡に向かうという70代の女性は「新幹線が止まったので心配した娘から電話がきました。動き始めたのでよかったです。静岡では富士山を見たいです」と話していました。 一方、福岡空港の運営会社によりますと▽国内線の到着便の混雑は28日がピークで、▽年末年始を海外で過ごす人たちの国際線の混雑は28日と29日がピークだということです。