日銀神戸支店、1月17日に「震災30年特別見学会」 直後の特別な対応、写真などで解説

日本銀行神戸支店=神戸市中央区京町

日銀神戸支店(神戸市中央区)は、阪神・淡路大震災から30年となる今月17日、同支店で「震災30年特別見学会」を開く。被災した金融機関が同支店内に臨時窓口を開いて営業するなど、震災直後の特別な対応を写真などで解説する。

支店に残る資料や写真をもとに、震災当日に職員が集まる様子から順を追って説明する。支店内の「旧金庫」では、県内の金融機関に供給する紙幣の保管方法を解説する。また、焼けたり破れたりした紙幣の鑑定作業も体験できる。震災では大量の焼けた紙幣が持ち込まれたといい、当時の苦労を実感してもらう。

午前10時~11時半と午後1時半~3時の2回に分けて開催。中学生以上が対象で、定員は各回30人。先着順。無料。14日締め切り。申し込みはメール(koube@boj.or.jp)で、件名を「1月17日見学会申し込み」とし、(1)参加希望の部(午前または午後)(2)参加者全員の氏名とフリガナ(3)連絡先電話番号-を記入する。同支店TEL078・334・1130

(高見雄樹)

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