筧千佐子死刑囚(78)収容中に急死 夫など4人に青酸化合物飲ませ3人殺害…交際相手男性死亡の際には預金数千万円を相続|FNNプライムオンライン

青酸化合物で、交際した多くの男性を殺害した罪に問われた筧千佐子死刑囚(78)。

26日午前、亡くなっていたことが分かりました。

2014年、逮捕前にはカメラの前で「私の運命を逆に、なんでやねんって恨みたくなりますね。そんなあほな人生、人を殺して子どもたちに迷惑かけて、私はそこまでまだぼけていませんから、生きておきたい。そのために悪いこと、人を殺すということをするはずがない」と語っていました。

死刑が確定し、大阪拘置所に収容されてから3年。 25日は通常通りの会話もし、食事もしていたといいますが、26日朝の起床の時間、職員の呼びかけに応じず病院に搬送。

その後、死亡が確認されたということです。

2007年から2013年、京都・大阪・兵庫で、夫など4人に青酸化合物を飲ませ、3人を殺害した罪などに問われた筧死刑囚。

逮捕前には、周囲の複数の男性と関係を持っていた婚活ぶりが世間を騒がせていました。

しかし、2014年に取材された際には「私は“再婚したい女”じゃないんですよ。たまたま知り合った人が再婚願望が強くて。(これから結婚は?)ないですね。この年になって相手もいないですし、もう生きていくのがしんどいです」と答えていました。

筧死刑囚の周囲で相次ぐ謎の死。

結婚や交際した人は7人に上ったといいます。

交際相手の男性が死亡した際は、数千万円もの預金を相続していたことも発覚。

手にした額は合計10億円以上とも言われています。

たびたびカメラの前で潔白を主張していましたが、その言葉選びは実に独特なものでした。

筧千佐子死刑囚(2014年・逮捕前)

1000万円か500万円もらって“殺人犯”になりたいなんて人、誰もいないと思う。たとえそれが1億であっても10億であっても、誰もいないと思う。そこまで私ぼけてませんからね。

詳しい死因は明らかになっていません。

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