週後半にかけて日本海側は雪が強まる 山沿いでは1m以上の大雪のおそれ

2025/01/07 17:28 ウェザーニュース

これから週後半にかけて冬型の気圧配置が続きます。日本海側では広く雪が降り、平地も含めて大雪となるおそれがあります。寒気ピークとなる9日(木)から10日(金)にかけては、西日本の太平洋側や東海地方でも雪の積もる可能性があり注意が必要です。

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これから11日(土)にかけて冬型の気圧配置が続きます。特に9日(木)から10日(金)にかけては平地で雪を降らせる目安の上空約1,500mでー6℃の寒気が本州の南海上まで南下し、さらに一段強いー9℃の寒気が九州北部から山陰や北陸を覆う予想です。寒気は西回りで流れ込み、西日本では今シーズン一番強い寒気になると見ています。日本海側では明日8日(水)から雪が強まり、北陸から東北南部にかけての日本海側山沿いでは1m以上の新たな雪の降るところもある予想です。これまで比較的雪が少なかった北陸から山陰の平野部でも大雪となるところがある見込みです。既に大雪となっている青森県内や北陸内陸部では更なる積雪の増加に警戒が必要です。再び交通への影響が広がる心配もあるため、移動を予定している方は最新の情報をご確認ください。峠道では急激な積雪の増加により走行が困難となって車の立ち往生が発生するおそれもあります。雪が降る時間が長く総降雪量が多くなるため、山沿いでは雪崩の発生にも注意が必要です。強風による吹雪などにもお気をつけください。

» 寒気の流れ込み予想

寒気がピークとなるタイミングでは太平洋側にも雪雲が流れ込み、濃尾平野や京阪神、瀬戸内海周辺などでも雪の降る可能性があります。気温の低い時間帯に降雪が強まると、平野部でも雪が積もることも考えられます。九州や四国の山沿いでも雪の降るところがあり、路面の積雪や凍結が心配です。特に寒気ピークとなる9日(木)から10日(金)が要注意です。仙台や福島など北日本の太平洋側でも雪の降るタイミングがありそうです。気温も低いため、路面凍結などにお気をつけください。降雪のエリアやタイミングに関しては不確実性があるものの、車での移動が必要な場合は念のため冬タイヤを装着するようにしてください。関東など晴天が続くエリアでも、厳しい寒さとなる見込みです。

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